多忙な社員に対して当社の品質マネジメントシステムを、効果的に運用する上でで次のコメントを発した。
- 会社、経営者および社員の責務 -
当社の目的は、建設・不動産事業に関する社会のさまざまなニーズに応え得る総合コンサルタンツとして、 「豊かで多様な社会の発展」と 「地球環境の保全」に寄与する事である。そのために全社員は、各自「専門技術者としての自覚とプライド」を持って、常に技術力の向上に努め、業務を遂行する。
経営者は、当社の事業活動を成功に導くために、 「顧客のニーズと期待」を研究し理解し、常に顧客の満足を追求する。全社員は、顧客の立場に立って顧客ニーズを理解し、顧客の期待を超えるように努力する。
経営者は、強力なリーダーシップにより品質マネジメントシステムを確立し維持するため、必要かつ十分な人員・設備・情報および資金を適切に確保する。
- 全社員体制により受注活動を強化 -
企画営業業務とは、当社の実施する業務全般に関わる受注活動およびそれに付随する契約関係事務・広報活動・顧客情報の収集等の業務を言う。当社では、全社員が企画営業業務の責任を担うものであるが、主として企画営業部が担当する。
受注活動は企画営業部が中心的役割を担いつつ、全社員体制で展開する。
- 情報を共有し、その情報を無駄にしない -
全社員は、顧客重視の理念(本マニュアル第3章P‐5参照)を良く理解し、顧客情報に対処するものとする。なお顧客からの情報(クレームを含む)は、当社の未来を明るくするための貴重な情報である事を全社員が強く認識する。
全ての社員は顧客から情報を得た場合は、その内容を速やかに各部に備え付けの「顧客からの情報メモ」等に記入する。各部門長は、顧客情報の内容を判断し、その活用方法又は処理方針を決定する。
- いい会社にして、新日に関わる全ての人が幸せになるために -
新日の事業活動に前向きに関わる全ての人にとって、新日をより良い会社にするためには、システムの問題とそれに関わる人の問題がある。システム上の改善提案については各部内の会議、幹部会もしくは社内改革会議の議題として、または社内提案制度などを利用して積極的に提案して欲しい。一方、人の問題については、会社としても社員の力量を高めるための基本的教育並びにさまざまな支援はするものの、最終的には個人個人の自覚に任せざるをえないのが実情です。それゆえ全社員には専門職業家としての覚悟を求めるものである。これらのシステムと人が効果的に機能して、より良いシステムのもとで個人個人の力量が高まる事によって会社の総合力も高まる。それにより個人も会社も評価が高まり、付加価値の高い業務の受注が増える。その結果として、社員も幸せになり、顧客満足度ならびに社会的貢献度も上がる。だから、さらにいい会社になる、というようにいい会社にするための潮流を全社員の参加で作り維持する必要がある。
各自の置かれている立場を踏まえた上で、会社又は顧客から何を期待されているのか。何をどのようにすればその期待に応えるのか。さらにその期待を越えるためにはどのような工夫をしたらいいのか等の視点で、各自が会社又は顧客に対して如何に貢献出来るのかを考えて欲しい。そして、その結果をぜひ実践して下さい。