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第1回 ISO更新審査

今年は、当社がISO9001の認証を取得してから3年が経過する事から、第1回の更新審査を受ける事になりました。

審査概要

審査日
平成16年7月5日(月)、6日(火)
審査機関
高圧ガス保安協会ISO審査センター(KHK)
審査対象
経営者および管理責任者、品質管理室、企画部、補償調査部、測量部、技術部、事業部、総務部電算グループ、各支店および営業所

審査機関からの指摘事項(指摘事項に関する用語の説明)

審査の結果、リマークが2件でした。

リマーク1(6.2.2 力量、認識および教育・訓練)

製品品質に影響がある業務に従事する要員の力量は、品質マニュアル(文書番号;品M-01)第6章の業種別社内資格者認定表に示してある。これは、公的資格と業務経験から決められており特に問題はない。しかし、公的資格と業務経験によらない業務上の能力(業務の効率化対する取り組み、処理能力等)についても考慮した業種別社内資格者認定表にしていく事がいいのではないでしょうか。

リマーク2(8.2.2 内部監査)

内部監査は、共通規定集(文書番号;品M-02)第5章の内部監査フロー図に示してあり、これを基に十分な監査は行われており問題はない。しかし、内部監査員が、業務内容を十分把握しているため、本来、リマークでいいところを軽微な不適合と判断している等、なかなか厳しい方向で審査している場合が多いようである。指摘事項は、ただ厳しければいいというわけはないので、指摘区分(リマーク、軽微な不適合および重大な不適合)の判断基準をより明確にしていく事がいいのではないでしょうか。

審査機関の総評では、当社のQMSの運用レベルは高く、不適合(軽微、重大)は見当たらず、リマークが2件のみであった。よって、登録の継続には問題はないとの事でありました。

審査状況写真審査状況写真

審査状況写真

指摘事項に関する用語の説明

リマーク
決めた通り実施されているが、さらにこのようにしたほうが顧客も安心でき、品質も良くなり、組織としてもメリットがある(推奨事項および要観察)
軽微な不適合
品質マネジメントシステムは確立しているが、それにしたがって実施されていない
重大な不適合
品質マネジメントシステムが崩壊してしまう可能性のある重大な不適合がある

審査終了後、品質管理室室長から次のような総評があった。

品質管理室室長の総評

システム運用について

当社の品質マネジメントシステムは、認証を取得してから3年、仮運用を含めると4年経過しました。その結果、徐々にですが形式的な運用から、「システムを活用して、より良い成果品を作成し、顧客の満足度を得る」ためにこのISOを活用し始めていると感じています。

特に、今回のような外部からの審査は、審査員に業務の内容、システムを説明するため、自分達の仕事を見直すいい機会になったと考えます。これをきっかけに平成16年の経営方針に挙げてあるように「業務の効率化」についてもう一度考えてもらいたいと思います。

是正処置について

各部の内部監査では、システム内容、運用方法、品質文書等に対して良くチェックされていますが、その場合に出てきた不適合に関して、不適合の処理のみにとどまっている場合が多いようです。

今後は、その原因を追求し、再発しないような対策を立案した上で処理を行い、本当の意味での是正処置まで発展させて欲しいと思います。

教育・研修記録について

教育・研修を実施した記録には、担当者の評価として「有効性の確認欄」があります。教育・研修の性質や内容によってはすぐに有効性が確認出来ないものもあります。しかし、そのようなものでも早く文書の処理を済ませてしまいたいため、すぐに有効性が確認出来たように記述してしまいがちです。教育・研修の有効性の確認とは、教育・研修直後のみではなく、ある程度の期間が経過した後でなければ正しく評価が出来ないものも多くあると思います。教育・研修には、「有効性の確認」という事が実は重要な事なのだと、今回の審査を通じて改めて実感しました。今後は、確実に有効性が確認出来てから文書の処理をして欲しいと思います。

今回の更新審査では、リマーク2件のみであり、システム運用上問題はなかったようです。これで気を抜く事なく、より一層この品質マネジメントシステムを活用し、業務の効率化を進め、顧客からの満足を得るよう努力してもらいたいと思います。また、品質管理室では、実施状況監査、理解度試験等今後もいろいろ活動、相談を繰り返し、より業務に浸透した品質マネジメントシステムにしていきたいと考えていますので、全社員の協力をお願いします。

社員一同「迅速、ていねい、確実」をモットーに顧客の満足度を高め、豊かで多様な社会の発展と地球環境の保全に寄与するよう努力してまいりますので、今後とも宜しくお願いいたします。