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排水計算について

道路排水施設等における雨水流出量の計算についての比較表の作成を行いました。

適用基準により若干採用する式が異なるが基本的な考え等は同じである。発注者、施設管理者(放流先)等が別々である場合には協議により再確認を行う事も重要である。

今回比較を行った適用基準

道路土工
排水工指針
道路構造の手引き
愛知県建設部
土地改良基準
農道
下水道施設計画・設計指針
日本下水道協会

比較内容は下記について行った

雨水流出量の計算
合理式
降雨強度(式)
流達時間(流入時間、流下時間)
降雨確率年
流出係数

その他にも今回比較表には入れていない基準があります

河川砂防技術基準(河川)
砂防設計の手引き愛知県建設部(土砂混入あり)
土地改良基準ほ場整備
宅地開発規準(各県によっても異なる)その他

備考

降雨強度(式)の確率年と継続時間による関係

降雨強度
多→少
確率年
大→小
継続時間
短→長

道路土工
排水工指針
道路構造の手引き
愛知県建設部
流出量の計算式 合理式(ラショナル式)
Q=1/3.6 C・I・A
合理式(ラショナル式)
Q=1/3.6 C・I・A
降雨強度
  • 近傍観測所の確率降雨強度式の適用

    道路横断カルバート等(タルボット他)

  • 標準降雨強度図の利用

    路面排水など流達時間が極めて短くかつ側溝、桝等の数が多い場合

    (3年確率10分間 90mm/h愛知)

  • 特性係数法の適用
  • 排水工指針標準降雨強度図の利用
  • 地域別降雨強度一覧表あり
流達時間
(流入時間
流下時間)

路面排水の場合:t=t1

排水管、カルバートの場合:t=t1+t2

(マニングによる仮流速より)

排水工指針に準ずる
確率年

道路種別、計画交通量

(管理者と協議)

排水工指針に準ずる
流出係数 一覧表あり 排水工指針に準ずる
備考 主に排水工指針に準ずる
土地改良事業計画設計基準
設計 農道 農林水産省
下水道施設計画・設計指針
日本下水道協会
流出量の計算式 合理式(ラショナル式)
Q=1/3.6 C・I・A
合理式(ラショナル式)
Q=1/3.6 C・I・A
降雨強度
  • 近傍観測所の確率降雨強度式の適用道路横断カルバート等(タルボット他)
  • 標準降雨強度図の利用路面排水など流達時間が極めて短くかつ側溝、桝等の数が多い場合(3年確率10分間 90mm/h愛知)
  • 特性係数法の適用排水工指針に準ずる
  • タルボット(安全側)

    シャーマン

    久野、石黒

    クリーブランド

  • 特性係数法
流達時間
(流入時間
流下時間)

路面排水:t=t1

排水管、カルバート:t=t1+t2

角屋・福島式:t=C・A0.22/re0.35

その他:流入+流下

(マニングによる仮流速より)

流入時間

カーベイ式他

流下時間

マニングによる仮流速より

確率年 計画交通量による 5~10年
流出係数 排水工指針に準ずる 工種別、用途別一覧表あり
備考 主に排水工指針に準ずる