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管理図面

業務概要

今回の業務は、用地境界について管理移行に伴うコンクリート杭等による境界杭設置および管理用図面作成であるが、ここでは管理用図面作成について主眼をおいて説明します。

管理用図面作成要領

管理用図面の種類

概要図
案内図(縮尺1/10,000~1/25,000)
事業用地の位置がわかるもの
基準点網図(縮尺1/2,000~1/2,500)
事業用地内の基準点の位置および基準点座標一覧表を表します
事業用地管理図
杭打設図(縮尺1/500~1,000)
杭設置位置図(縮尺1/500~1/1,000)
見出し図(縮尺1/2,000~1/2,500)
管理用図面が分割図となった場合に、事業用地と図面の配置関係を表します
全体図(縮尺1/2,000~1/2,500)
管理用図面が分割図となった場合に、縮小して事業用地全体を1枚の図面で表します

事業用地管理図記載事項

  • 図面番号(全葉の番)
  • 県境、市町村境、大字界、字界
  • 用地の境界線
  • 用地境界杭(通し番号)杭の種別毎にマークを分けて凡例を記載します
  • 座標一覧表
  • 施設平面
  • 一筆地筆界および地番(分筆):分筆後の取得地および残地並びに隣接地番も表示

図面の着色

線種別の色分け
基準点網図網図および点名(赤色)
用地境界線および用地境界杭(灰色)
事業用地管理図用地境界線および用地境界杭(赤色)
施設平面(灰色)
事業用地内の権利別着色
事業用地管理図土地所有権(黄色)
区分地上権(緑色)
貸付用地(橙色)
処分予定地(赤色)
その他地方公共団体等所有(桃色)

納品方法

本業務における図面作成は、CADにて作成するため、図面の着色、色分けはCAD上で作画するペンを区別する事で線種および文字の色分けをし、用地の権利別着色はパソコン画面上で範囲選択による着色で処理しています。

このCADデータを、インクジェットプロッターにてマットフィルムおよび上質紙にカラー出力した図面と、発注先の指示によりDXFおよびDWGに変換しMOに書き込んだデータを納品しました。

事業用地管理図の一例

事業用地管理図の一例

現状での問題点

当社では現在、マットフィルムにカラー出力した図面を納品しています。ただ、発注者が納品部数以上に図面を必要とした場合は、マットフィルムから青焼したものを提出しているが、これでは色分けの区別がしづらいく、上質紙にカラー出力した図面のカラーコピーでは経費がかさんでしまう。そんな時のためにMOによるCADデータの納品も行っていますが、ここで現時点での課題が浮かび上がってきます。

当社の測量ソフトで作成したCADデータを他のソフトで開けるように変換しますが、範囲選択して着色した部分が変換後のデータに反映されないなど一部問題が生じます。

電子納品について自分たちがまだ知識不足という状況もありますが、同じソフト間でないと上手くデータのやり取りが出来ないという状況は、電子納品が徐々に拡大している現在において大きな課題であると思われます。

今後のCADデータ変換フォーマットの共通化が待たれるところです。