用地測量とは、公共用地等を取得するために必要となる土地を確定する測量を行います。
一般的に業務を受注して初回打合せを行うと、そこで大まかな日程が決まりますが、時々思わぬ展開になる事があります。境界立会の日程がすでに決まっていて、立会通知発送日まで数日しかない場合です。
マイラー化されていれば透写やコピーはしやすいが、稀に折れ曲がっている場合があります。また明治時代の和紙の公図には、コピー出来ない程の大きなものもあって、透写するしかない場合もあります。
書道家の先生が書いたような達筆な文字や、旧仮名遣いの字は判断が難しいです。しかしこの調査も、あと数年でオンライン登記情報提供サービスが始まり、インターネットで閲覧出来るようになるらしいです。少しでも早い開始が待たれます。
用地測量とは、起業地の買収面積の確定および登記を目的としているため、境界立会に先立って前出法務局調査で得た公図、地積測量図、区画整理確定図などと現況との整合を調査する必要があります。この結果を基に、仮の境界を設置し仮図面を作成する。公図、地積測量図と現地に相違があるなどの問題点は立会当日、地権者の方々に解りやすく説明出来るようにしておき、最終的には登記の出来る境界を確定する事が肝心であります。
立会予定表を作成する際に、どこで区切るかで悩まされます。地権者の人数を少なくすれば、余裕は出来るが日数がかかり、逆に多くすると万が一どこかでつまづくと先に進めなくなる恐れがあります。ここは勘と運にまかせる事となります。
先ほどの予定表に添って立会を行い、隣人同士の紛争、測量図の食い違いなどなく無事に終われば、用地測量業務の70パーセントは終了した事となります。
後はここから本格的な測量業務を行い、工期内に精度の高い成果品を納品出来るよう努力するのみであります。