平成20年は、ナイジェリアなどの政情不安を背景に、投機マネーが原油や金、穀物の国際商品市場に流入するなど、米株式とドル相場が急落するという幕開けとなった。サブプライム問題も含め米景気が減速する中で、物価上昇につながる原油高は世界景気に打撃を与えかねない。
このように世界経済に不透明感が漂う中で、当社にとっても今年はさらなる改革、試練の年となる。
あけましておめでとうございます。
当社は、平成17年より3年かけて、業務の多角化を推進してきました。平成20年春には、形を見せて現実のものとなります。私は今年65歳、1969年11月6日に当社を創業して以来、39年目という感慨深い年でもあります。昨年は金融機関から資金力の面でご支援を頂き、業務多角化を強力に推進する事が出来ました。今年は、経営体質および経営体制の面について、さらに改革を進め、経営基盤の強化を図りたいと思います。以下要旨。
CEOとCOO体制に分割する。
新日の将来展望、経営戦略を立て、経営全般に対して責任を持つ。
新日の日常業務(営業・技術他)に責任を持つ。
平成20年の秋頃には、新日の所有、運営をほぼ明確にしたい。そして、さらなる「適材適所」を推進して、業績の向上を図りたい。
社長のあいさつの骨子の確認とそれを踏まえ、社員に対し、社会経済的要因のほか、我々を取り巻く環境を良く認識するように注意があった。我々の業界の変化として、受注方式の変化、例えば電子入札の本格的導入、プロポーザルや簡易公募方式の導入など、また百万円以上の受注に関してはテクリスの登録が出来る事など。これらの要因は、他社との差別化を目指す当社にとって、追い風になる。大きなチャンスの年、飛躍の年であると。
2008年は幸いにも末広がりの年。この春には複合商業施設「ミタス伊勢」がオープンする年。補償ミニコミを発刊してから20周年になる年。今年を「当社の更なる飛躍の年」と位置づける。そして、来年の40周年を迎えようと。この飛躍を達成した暁には、まず、かつて実施していた春の一時金を復活させる。また、「ミタス伊勢」がオープンした後には、慰安旅行のような、全員が参加出来るイベントを企画する。このような形でひとつひとつみんなの頑張りに対し、還元していく。
最後に、皆さんにお願いがひとつだけある。会社に入り、5年無いし、10年経つと、会社の事も業界の事も良く見えてくる。往々にして批判的な態度や意見になる者が出てくる。飛躍元年、再生元年のこの2008年については、同じ方向を向いて頂きたい。異なった意見や考え方、大いに結構。遠慮せず議論し話し合いましょう。部長会を通して、会社の考え方、方向性をどんどん示していくので、同じ方向、同じベクトルで、共に協力し合いましょう。今年も皆さん宜しく。